このブログを見て下さっている皆さん、こんにちは,改めまして、第8代目副社長の真境名 翔弦です。私は、一年生の時に城工房に入社し、それ以来城工房と共に高校生活を刻んできました。
入社当初より城工房の活動に積極的に参加し、大勢の同期と研修することもあれば、何故か出席率が極めて低くなるイベントにも欠かさず参加しました。その結果、三年生の卒業とともに異例ではありましたが二年生で副社長に就任しました。それまで以上の多くの仕事を任されるようになりましたが沢山の事を学ぶことができました。城工房の仕事は、玩具修理だけとかほとんどが玩具修理だと思われているかもしれませんが実はその逆で七割が修理以外の仕事です。なので玩具修理に自信のなかった私も沢山貢献することが出来ました。(ちゃんと時計やプラレールを直しましたよ、笑笑)また、ACT製作の時などには学年・系に関係なく参加できるのでそれによって資格の取得に役立つこともありました。私は今年の二月に卒業する予定ですが現在までで、2つの国家技能検定、5つの国家資格並びに、民間の検定・5つ合格し、2つの講習を受けたました。結果ジュニアマイスター制度において金賞受賞出来るほどの点数を得ました。私はこれから城工房に入社する人に伝えたいのが、今目の前にあるものに本気でぶつかり全力で楽しむ。そして最後まで貫く。それができれば十分です。
金曜日のお昼ごろ、枚方市にある「むらの高等支援学校」でACTサイドテーブルを使って交流をしました。「むらの」の生徒さんが丹精込めて作ったさつまいもをACTの説明も兼ねて一緒に焼きました。生徒の皆がACTに興味を持って積極的に参加し、普段行っている社員でもすぐに疲れてしまう火の扇ぎ作業も頑張って長く行っていました。その姿に私を含め社長や社員も感動しました。火が落ち着いて芋を入れる時も自分から私のところに来てくれた時にはまたうれしくなりました。お芋を焼いているうちに生徒の方が学校を案内してくださりました。その中で聞いたのが、「むらの高等支援学校」は本校と同じように就労を目的としており、クリーニング業者が実際に使っている機械を使った授業や、木材を加工して椅子を作る授業があるそうです。しかし説明の中で一番驚いたのが、「窯業」の授業があることです。つまり、土からお皿や湯飲みを作っているのです。しかも、これらの授業で作ったものは校内にあるカフェで販売をしており、その運営も生徒さんが行っているのです。私は今まで何度か支援学校に伺う機会がありましたが、その中でも今回の交流時間はダントツで短かったです。しかし、「むらの支援学校」は今まで感じることが少なかった自主性がとてもあり、しかも皆さんとても良い人でさらにユーモアがあって楽しかったです。もし機会があればまた彼らと共に同じ時間を過ごしたいと思います。お土産に畑でとれた白菜まで頂いちゃいました。